埋没法で二重にしたものの、「やっぱり元に戻したい」と感じる方も少なくありません。
本記事では、埋没法の二重を元に戻すことができるのか、どのような方法で戻せるのか、そして跡が残るリスクについて詳しく解説します。
施術後の後悔を防ぐためにも、元に戻す選択肢について知っておきましょう。
埋没法の二重は元に戻すことが可能です
埋没法で作った二重は、多くの場合元に戻すことが可能です。
糸でまぶたを留めて二重を形成する方法のため、メスを使う切開法と異なり、比較的元の状態に近づけることができます。
これは埋没法が「糸を除去するだけで形を戻せる」という特徴を持つからです。
そのため、仕上がりに満足できない、似合わなかった、左右差が気になるといった理由で、元に戻したいという相談は決して珍しくありません。
ただし、完全に元通りになるとは限らず、わずかなラインの残りやまぶたの状態変化が見られることもあります。
「絶対に元通り」とは言い切れないため、慎重な判断が必要です。
元に戻す方法は「糸の除去」が基本です
埋没法を元に戻すには、まぶたに埋め込んだ糸を抜く処置が行われます。
この処置は「抜糸」や「糸の除去」と呼ばれ、施術を受けたクリニックや専門の医師によって対応されます。
除去自体は15〜30分程度で終わることが多く、麻酔を用いて行うため痛みは最小限に抑えられます。
また、施術直後の腫れはあるものの、数日から1週間ほどで落ち着くケースが一般的です。
ただし、糸の位置が深い場合や時間が経過している場合は、除去が難しくなることもあり、事前の診察での判断が重要です。
跡が残ることはあるが、多くは目立ちにくい
糸を除去した後に跡が残るかどうかは、多くの方が気にされる点です。
結論から言えば、「完全に跡が残らないわけではないが、通常は目立たない」ことが多いです。
埋没法の糸はごく小さな針穴から挿入されており、除去の際にも大きな切開は行いません。
そのため、抜糸後に大きな傷跡が残ることはほとんどありません。
ただし、まぶたの腫れや皮膚のたるみがあると、ラインの跡や肌の凹凸が残る可能性があります。
経過には個人差があるため、医師との相談を重ねて判断しましょう。
元に戻したいと思ったら早めの相談がカギ
「やっぱり元に戻したい」と思った場合は、なるべく早めにクリニックに相談することが大切です。
埋没後の経過時間が短いほど、糸が浅い位置にあり除去しやすくなります。
また、皮膚への負担や癒着のリスクも抑えられるため、術後早期の段階での相談が理想的です。
埋没法を受けたクリニックに戻るのが基本ですが、他院での除去に対応している医療機関もあります。
自分の希望や状態に合わせて、適切なクリニックを選びましょう。
まとめ:埋没法は元に戻すことも可能だが慎重に判断を
埋没法で作った二重は、糸を除去することで元に戻すことが可能です。
仕上がりに不満がある場合でも、抜糸という選択肢があることは安心材料の一つです。
ただし、完全に元の目元に戻るとは限らず、多少の跡が残る可能性もあります。
そのため、後悔のないよう施術前にしっかりとカウンセリングを受けることが大切です。
万が一戻したいと感じたら、早めの相談と信頼できる医師の判断を仰ぎましょう。